糖化度のお話し（11）

おはようございます！ 「糖化度のお話」つづけましょう！ 前回は、「GI」「GL」のお話をしましたが、その続きから始めて、間食などにも触れましょう。

そうだね、AIは公表されている情報を上手く纏めてくれるけれど、検索した資料に準拠した結論を出しやすいので、自分で判断基準を持たないといけないね。 では、皆さんの参考になるように、GI・GLの続きから始めましょうか？

それでは、ニンジンについて始めましょう。昔のGI測定法では人間が摂取しやすいように「ニンジンのジュース化＋糖分添加」の可能性があってGI値の上振れがあったようです。また、ニンジンは、実際の糖質量は少なく、食物繊維が多いので、現在は低〜中GI食品として再評価されているようです。

GIも含めて、食の世界での研究は日々進んでいるので、いつも最新の情報に触れていくことが大切だね。 では、間食に関することをお話ししましょう！

「1日3食」、これは普通の方の食事ですが、3食では足りなくて、お腹がすくこともあり間食をしますね。また、幼児などの子供は消化器官が未発達なこともあり、間食で栄養素を加えてあげることも重要なのですよ。

「子供のおやつ」ではなくて、成人の方の間食（おやつ）について考えてみましょう。

「なんか口寂しい」、「夕食までお腹がすいて我慢が出来ない」、「小腹を満たしたい」など、いろんな身体や心の欲求で間食してますね。糖尿病が気になる方など、せっかく1日のカロリー量を守っていても間食で超えてしまうなどのリスクもあるのですね。

ですから、時間があるならGI・GLを勉強して、なるべく糖分やカロリーが少ない間食を摂取することが勧められます。食材を並べてみると、次の図のようになります

お仕事などで時間が無い方も多い昨今、低GIや低GLを示して販売されている食品も多くなってきたので、活用されるのもいいと思います。 もちろん、低GIと言っても量を多く食してはいけないので、GLを気にして、沢山食べないでくださいね。

次回は、血糖スパイクの原因と云われているアルデヒドについて、簡単に説明しましょう。